カルビーと湖池屋、ジャガイモ不足でポテトチップスの販売を一部休止(2017/4/11)

 スナック菓子大手のカルビーと湖池屋は10日、一部のポテトチップスの販売を終了または休止することを発表した。昨年8月に北海道を襲った台風の影響でジャガイモの収穫量が減少し原料不足となったためで、両社とも、売れ筋商品および定番商品のみに絞って製造を縮小せざるを得ない状況に追い込まれている。


 カルビーは、15日以降「フレンチサラダ」や「梅味」を含む18種類のポテトチップスの出荷を停止し、在庫がなくなり次第販売を終了する。また、22日からは「BIG BAGうすしお味」や「ピザポテト」を含む15種類のポテトチップスの出荷を休止する。販売再開は未定とのことだ。

 湖池屋は、3月下旬から「リッチコンソメ」を含む7商品の販売をすでに終了しており、さらに「ガーリック」など9商品の販売を休止している。

 ジャガイモの収穫は九州で5月頃に始まり、北上するにつれて収穫時期が遅くなる。北海道では9月に最盛期を迎える。このため、北海道産の原料の不足を他産地のジャガイモで補うにしても、5月を待たなくてはならない。さらに、両社とも原料の約7割を北海道産のジャガイモに依存しているため、量的に不足分を補うことは難しい。カルビーではやむを得ず米国産のジャガイモを調達したものの、品質が十分ではなく、北海道産ジャガイモの代替として使用することはできなかったとのことだ。一方、湖池屋は原料に100%国産ジャガイモを使用していることを謳っているため、原料不足の状況を考慮して販売を見直す必要に迫られたとしている。