株式会社TOMTEN(山道社長)は、無人選別機のスマートグレイダーの技術を応用した自動作物サンプル自動解析機「スマートリーダー」を、北海道の帯広市北愛国交流広場で7月6日(木)~10日(月)に開かれる「国際農業機械展 in 帯広」に出展すると発表した。
作物自動解析機「スマートリーダー」は、20~30kgの圃場での坪堀りサンプルや受け入れサンプルなどの、形状、体積、重量、数量などを一瞬で読み取り、測定からデータ登録まで簡単に行える小型の解析用選別機械である。この機械は設置が簡単なだけではなく、小型で圃場などの作業現場で使用することが可能とのことだ。
測定されたデータが自動的保存され、Wi-Fiなどで携帯電話、タブレットまたはPCに転送され、その場で集計されたデータの閲覧が可能となる。また、登録されたデータを蓄積し、農業関係者に共有することも可能であり、栽培技術の改善や分析にも役立つものと大いに期待されている。