2024年6月5日、米国の世界記録アカデミーは、同国西海岸のワシントン州がジャガイモ生産の世界記録を樹立したと発表した。ワシントン州では毎年約300軒の農家が約6,500haのジャガイモを生産しているが、なんとその平均収量は10アール当たり7.4㌧にものぼるという。これは米国平均の約2倍に相当し、日本のジャガイモ主産地である北海道の平均収量と比較しても、2倍近い。同州で生産されたジャガイモの90%は同州以外の市場に向けて販売されており、国際市場の比率も高い。同州で生産されたフレンチフライドポテトの65%は日本に輸出されている。ワシントン州のジャガイモ委員会では、この結果は気象条件、肥沃な火山性土壌、水の利用可能性と長くなった生育期間によるものとしている。同州のジャガイモ生産量は米国全体の20%を占めている。
出典:
https://www.worldrecordacademy.org/2024/6/worlds-highest-potato-yield-per-acre-world-record-in-washington-state-424282