2024年7月16日、「激辛」を売り物にしているスナック類が店頭に豊富に並んでいる昨今ではあるが、思わぬ体調不良につながることも報告されている。警視庁によると、東京都立六郷工科高等学校の生徒が、激辛を売り物にしているポテトチップスを食べたところ、吐き気や口の痛みなどの体調不良を訴えて、14人が病院に搬送されたという。この激辛ポテトチップにはもともと、「辛すぎますので、18歳未満の方は食べないでください」などと注意喚起されていて、商品パッケージにも「18禁」との表示がある。この製品とは無関係であるが、米国では激辛チップスを食べた14歳の子供が死亡するという痛ましい事故が起きている。特に子供においては免疫力等が発育途上であり、大人と違って十分でないと考えられており、過度に辛いものの摂取には注意が必要だ。確かに夏に向かって辛いものを食べて元気に夏を乗り切ろうとするムードがあるが、特に若い人には特別の注意が必要だ。過ぎたるは及ばざるがごとし。何事もほどほどであることに注意しよう。